征服と自由──マキァヴェッリの政治思想とルネサンス・フィレンツェ マキァヴェッリにおける共和制フィレンツェへの限りない愛着を原点として、また当時の歴史的・地理的コンテクストに対する理解を深めることによって、『君主論』と『リウィウス論』の両著作を整合的に捉える。彼の言う「イタリアの解放」も近代的統一国家の形成を意味するものではなかった。鹿子生 浩輝 著A5判/504頁/税込6,090円2013.8刊行 ISBN:978-4-86258-076-4